【空き家売却事例】他社と違う誠実さと売る姿勢で決めました

体験談

福岡県春日市の空き家を売却されたR様にインタビューしました。

R様ご所有の不動産でしたが、お住まいが遠方のため、引き渡しまでの主なやりとりは福岡に住んでいらっしゃるご親戚のT様が代理で動いて下さいました。

R様にとって初めての不動産売却でしたが、T様は不動産売買の経験があり、知識が豊富でとてもスムーズな取引ができました。

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空き家の売却を考えるようになった経緯

売る研 山野
まず売却をお考えになった経緯についてお伺いします。
売却前、賃貸で貸していましたが、もともと購入された動機は何ですか?
R様
母に住んでもらうために購入しましたが、いろんな事情があって結局母が住むことはなく、賃貸で活用していました。
T様
借主が退居して空き家になったのが去年の10月末でしたね。
売る研 山野
いざ売却しようと思った時に、R様はここ福岡から離れたところにお住まいという状況のなかで、まず何から始めましたか?
R様
不動産会社選びでしょうか。何社かの不動産屋さんから定期的にDMが送られてきていて、いずれ売却するときが来るだろうとは思ってましたので、とりあえずDMは取っておいてました。
その中で、たいていの場合は広告のようなものやパンフレットが事務的に入っているものがほとんどだったんですけども、毎日リビングさんのは、具体的な金額とか、近辺の相場とか具体的な情報がありました。それで、返信したらすぐお返事もいただいたし、かなり責任を持って具体的な行動に移してくださるんだなって印象は持ってました
そして、貼ってある切手がとても可愛かったの(笑)切手好きの私だけかもしれませんが、それで配慮のある方だなとも思いました。

不動産仲介会社選びについて

売る研 山野
R様は遠隔地にお住まいで、福岡の不動産を売却しようと考えたときに不安に思ったこと、また、不動産会社を選ぶのに悩まれたことはないですか?
R様
私はド素人で、しかも馴染みがない土地なので、なにもわかりませんでした。
幸い近くに親戚のTさんが住んでいましたので、丸投げに近い状態でお願い出来たからよかったです。
自分では見積もりしてもらう不動産会社を3社くらいに絞ることくらいしかしてないかな。
この物件を買ったときの○○不動産と、△△不動産、そして毎日リビングさん。
それで、最初に買ったところのほうがいいんじゃないかって言われて、一応筋を通した方がいいかなくらいの気持ちで○○不動産に頼もうかなと。
T様
○○不動産さんの資料に、「買った人がまた当社で売却するといろんな特典があります。」っていうのが書いてあったんですね。
簡易測量が無料でできますとか。手数料に関しては大手なので融通は利かないと思ったんですけど、DMも頻繁に来ているということですし、お話を伺ってみたいなっていうのはあったんですね。
はっきり言って毎日リビングさんは全然知りませんでしたが、先ほどの切手の話じゃないですけども、(Rから)ここは行ってくれっていう中に入っていました。
それで御社にもお話を伺いに行きました。
R様
実際、Tさんに御社と会っていただいて、毎日リビングさんの印象は良かったと言われました。
私も大手は好きじゃないし、どのジャンルにおいても大きいところっていうのは窓口が一つじゃないし、融通が利かないというか。
中小企業の場合は、窓口が一つで話がすぐ伝わりやすいし、ちょっとしたことでも聞きやすいし、というのが根本にありました

毎日リビングのご担当の山野さんは誠実な方ですよと言われたので、じゃあお願いしますって感じで。
T様
やっぱり担当営業さんによりますよね。会った時に、「うーん、やめようかな。」っていうときもありましたからね。
R様
御社のホームページの売却体験談も拝見させていただいて、丁寧にされている方だなという印象もありましたし、実際に会ってもTさんの印象もそうだったので最終的に毎日リビングさんにお願いしました。

売る研パートナーズについて

インタビュー
売る研 山野
先程、ホームページについて話題がでましたが、当サイト(売る研)を一番よく見た時期っていつ頃ですか?
R様
査定を依頼したときですね。お客様の声は見ていました。私にもインタビューの話があったので、どんな感じなんだろうって。
ただ、【売る研パートナーズ】と【売る研】がなかなかリンクしなくて理解するのに少し時間がかかりました。
T様
私も見ていました。仲介会社を決める時が一番見ましたね。どんな会社かな、どんな取引があるのかなっていうのはやっぱり気になりますよね。
不動産に関しては、商品を売るわけではなくて仲介ですから、やっぱり会社の概要とかは見ますね。
売る研 山野
R様がおっしゃるとおり【売る研パートナーズ】と【売る研】という関係がなかなか浸透しなくて・・・
【売る研】というのは、不動産売却情報サイトで、【売る研パートナーズ】のホームページとは意図的に分けていましたが、混同するといったご意見が多いため、今後はコーポレートサイトも改善していこうと考えているところです。
タイムリーな貴重なご意見ありがとうございます。

不動産査定の内容・不動産売却活動について

売る研 山野
弊社の査定内容についてなんですが、実際に何社か査定を受けられた中で毎日リビングが出した価格の印象ってどうでしたか?
T様
まず査定金額よりも、売る研パートナーズさんの方々の誠実さと、売ろうと向き合ってる姿勢が一番強く感じたんですよ。パソコンで簡単に入力して出した金額ではないんだと。
今はその土地の情報を入力すると査定金額が出せるソフトがあるみたいで、毎日リビングさん含めて4社に査定依頼をお願いしたんですけど、他の3社は比較的横並びの金額で、それからいくら経費が要るのかっていう説明がありませんでした。

他の3社の査定書は結構厚い査定書ではあったんですけど、自社の会社概要の説明とか活動の説明が多くて、物件に対しての説明っていうのがあんまりなくて。
しかも、「(売主が)解体してもらうかもしれませんよ。」とか、「(解体費は)いくらかかりますよ。」とか、「測量をする場合は・・・」とか、具体的なことが査定書に載ってなくてですね~。
それで、たくさんいるお客さんの中の1人なのかな、たくさんある査定依頼の中の1つなのかなという感じがしました

山野さんのところに伺ったときは全く印象が違って。売る研パートナーズさんでお世話になろうかと、実は比較的早く決めてたんですよね。
査定価格がちょっと相場より高かったので実際この金額で売れるのかな・・・?っていう心配はあったんですけど、根拠がない数字は出してこられないだろうというのはあったんですよ。
また、査定価格よりも若干低くなってもこちらでお世話になろうということで決めたんですけどね。
あとはやっぱり大手さんよりも地場で密着して営業している方のほうが、実際の需要と供給がよくわかられてるのかなと。
単なる公示地価とか評価だけからの査定ではなくて、需要がこのくらいあるんで、このくらいいくだろうなって、そこがやっぱり高く売っていただけるのではないだろうかと思って、決めました。

売る研 山野
ありがとうございます。T様がこんなにも熱い思いで選んでいただいたと分かり、大変嬉しいです。
では、売却活動についてお伺いしたいんですけども、媒介契約をいただき、買主さんを見つけるまでの過程っていかがだったでしょうか?
媒介契約を結んだら、そのときのお気持ちは、ひとまず区切りがついたから後は不動産屋さんに任せようって気になりますか?
T様
不動産取引というのは"縁"だと思うので、気長に待てばいいお話が来るのかな。まあ幸いRさんの方もすぐお金が要るということではなかったので、いい買主さんが見つかればいいなぁという感じでした。毎日リビングさんにお願いしたって安心感はありましたけど。
私自身は今までにも土地の売買経験があったので、大体の流れは分かっている方だと思います。今回はRさんの代理だったので、売る研パートナーズさんに丸投げではなく、代理としてきちんとしないといけないという責任はありました。
売る研 山野
今回の売却について、土地測量と既存家屋の解体工事を売り手側が負うことになりましたが、不安とかはありましたか?
R様
私は不動産売買って、洋服や家電製品等を売るのと一緒で、「はい、売ります、はい、買いました。」で終わりだと思ってました。(笑)
家の解体?えっ、それってこっちがしないといけないの?みたいなことは思いました。そのまま買ってくれるものだと。
本当にド素人ですいませんでした。
T様
不動産売買では、必ずしも売主側が壊さないといけないわけじゃないですよ。買い手が現状で買う代わりに、その分、土地代を引いてくださいとかね、まあ交渉はいろいろあるんだけど。
そのまま現況で売りますって条件を出す売主もありますよね。それは売主、仲介会社の考え方それぞれあるわけで。
その辺は難しいところでもありますよね。
T様のおっしゃるように、売主様、買主様の考え方がそれぞれあります。
売り手としては、面倒なことは負わずに現状でそのまま買って欲しいと思いますし、買い手は、綺麗な状態で買い受けたいという思いがあります。
今回の売出価格には、測量費と解体費を含めて売り出していたため、どのような交渉が入っても柔軟に対応できるようにしておりました。
今回の買主様が建売会社で、測量、更地渡しを条件のもと購入申込みが入ったため、売り手側が測量と解体をすることになりました。

これから不動産売却を検討されている方へ

アドバイス
売る研 山野
今回の売却経験をふまえて、これから不動産売却を考えている方にアドバイスはありますか?
T様
地域密着で地元に特化しているという会社は、小回りが利くと思うんですよね。いろんな情報もお持ちだし地元のことをよく知っていると思います。
大手はやっぱり融通が利かないというか、もう決まった通りのことしかやらないですよね・・・
ただ、大手が安心という方もいらっしゃると思うんですよ。○○不動産さんとか□□不動産さんとかは、誰でも知っている名前ですから、ネームバリューはあるし。当然、査定価格は比較したいので、1社だけということはあり得ないですね、何にしても。

その中で、大手・中小・地元業者というような分け方で選んだり、地元業者だけで3社くらい選ぶのか、いろんな選び方はあると思います。
少し難易度は上がりますが、ハウスメーカーさんに直接買い取ってもらうという選択肢もありますよね。

R様
私は地元にいないので、もしTさんがいなかったらどうだっただろうと考えたとき、大手の○○不動産さんは近くに支店・営業所がありますので、遠くの不動産(遠隔地の不動産)を売却したい人向けに開催している説明会とか行った方がいいかもしれませんね。定期的にやっているみたいだし。
もし、売る研パートナーズさんみたいな地場業者を知らなければ、まずそこに頼るんだと思います。
T様
でも、そんなセミナーまでやってる大手の〇〇不動産が、査定依頼しても査定書が出ないってどういうことよ?っていう話ですよね。
※Nさんは査定依頼をした中に、大手の〇〇不動産に相談に行きましたが、相談後、何の連絡もなく、査定書の作成もしてもらえなかったようです。

たまたま担当の人が良くなかったのか、代理の人は受け付けないとか本人さんの依頼しか受けませんとか、何かしら連絡はするのが社会人としての常識ですよ。本来はありえませんよね。選択の余地もありません。

売る研 山野
T様がおっしゃるように、一度相談に来られた方には何かしらの連絡をするものだと思います。どのような理由であれ、不動産業者である前に、いち社会人として私もどうかと思います。

売る研パートナーズについて

売る研 山野
最後に当社のサービスや提案でについて伺わせてください。
査定書の内容について、査定価格とチャレンジ価格という提示の仕方はいかがでしたか?
T様
他社とは違うご提案をされていたので、とても好印象を受けました。先程も申し上げましたが、売る研パートナーズさんの方々の誠実さと、売ろうと向き合ってる姿勢が一番強く感じました
気になるのですが、査定書で通常査定価格とチャレンジ価格と分けて提示されてたんですが、チャレンジ価格まで到達した割合っていうのはどのくらいなんでしょうか?チャレンジ価格の設定の根拠っていうのは?
売る研 山野
チャレンジ価格を設定して販売活動を始めたのも、まだ2年くらいなんですが、チャレンジ設定価格で売れたのが約4割くらいです。チャレンジ設定価格には届かず、査定価格より高く売れた取引が約4割くらいです。査定価格以上で売れた実績で申し上げますと約8割はあると思います。
チャレンジ価格の裏事情
価格設定の根拠は、査定をする前に、市場調査として周辺相場の平均値を調べたり、住宅会社で好意にしている営業さんに、総額(土地+建物)いくらのお客様が多いかを相談します。
住宅会社の営業さんは、私たちよりもその地域で土地を探している購入者と密接なお付き合いをしているため、購入層を熟知しています
また、購入者も人生に一度の大きな買い物になるため、せっかくなら・・・という気持ちで当初の予算から上がる方が多いんですよ。
そういうギリギリなラインにチャレンジ価格を設定する事が多いですね。
また、分割販売が可能な場合は、建売業者さんが相場に近い価格で買ってくれるかな・・・?とかで判断します。あとは、自社で分割販売をすることも想定して設定しております。
T様
なるほど。今回はチャレンジ設定価格で売れませんでしたが、査定価格よりは高い金額で売れましたし、価格以上の部分で満足しています。ありがとうございました。
R様
頭が下がるほど、何度もご連絡をいただいてありがたく思っています。
不動産売却の手順も分からなかったものですから、解体のときも丁寧に写真送っていただき、詳しく状況や経緯を説明してくださりとても助かりました。
何事もなく順調なときでも「うまくいってます。順調です!」って報告していただき、毎月の報告書類でも状況が把握できたので非常に安心感につながりました
本当にありがとうございました。
売る研 山野
こちらこそありがとうございました。

終わりに

遠隔地にお住まいで福岡の不動産を売却するには、不動産会社の選び方や不動産売却についての流れを把握することが自分の納得のいく売却につながります
また、連絡手段(電話・メール・書類郵送など)や頻度も大事だと言えます。

現在、高齢化社会・核家族化が進んでいる状況の中、これからはこのような遠隔地に所有している空き家や実家を売却する方が増えることと思います。
今回の取引は、代理の方が物件の近くに住まれていて知識もあるという希なケースであり、R様も安心して売却手続きができましたが、まったく土地勘のない場所の不動産を売るとなると、とても不安になると思います。
もし、遠隔地に不動産を所有している場合は、トラブルに巻き込まれる前に、少しでも売却の準備をしておくとよいでしょう。
※空き巣被害、放火等の火災による被害、自然災害による被害、近隣トラブル、最近では脱獄犯が空き家に潜伏していたというニュースもありました。。。

当社の不動産売買取引の約4割の売主様が遠隔地に不動産を所有しています。そんな、売主さんのために当サイトは不動産売却のいろはを掲載しています。不動産売却に関するどんなに小さなお悩みでも、解決するために全力で運営していきます。

今回売却した古家付きの土地

売却活動時の写真(若葉台西)
▲【販売中の現況】土地に古家や樹木が存しており、土地の奥行きが見渡せません。しかし、区画図や外観写真や内部の写真によって、購入希望者へイメージしやすく提案いたします。

春日市若葉台西(解体完了)
▲【解体後の現況】売買契約締結後、確定測量が完了して解体工事を着手します。解体費用等の売却経費は、売買代金受領後に清算するため、実費負担は無いように進めます。

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