たった7つだけ!ベストのタイミングで離婚するために必要なこと

離婚後の生活費のシミュレーション

離婚後に生活費がどのくらいかかるかは、離婚前に明らかにしておくべきです。生活費を明確にしておくことで、貯金や収入がどのくらい必要になるかも把握することができます。養育費や慰謝料の請求にも関わることなので、離婚を考えはじめたら一番初めに手を付けると良いでしょう。

離婚後の生活費の計算は、単純に現在の支出から夫にかかる生活費を減らせばよいというものではありません。例えば、通信費は家族で加入することで割安になるパックを利用していることも多いです。離婚することによって割引が適用されなくなり、基本使用料が上がってしまうこともあります。離婚によって変わってしまうことを考慮しながら、シミュレーションすることがポイントです。

参考:離婚の慰謝料はいくら?理由ごとの相場といつ受け取れるのかを解説!

すぐに収入がなくても大丈夫なように貯金をする離婚に伴う転居や、そもそも専業主婦だった人はすぐに収入を得ることが難しい場合があります。
離婚後しばらく収入がない状況でも困らないように、離婚前にある程度の貯金をしておくことが大切です。

離婚は、精神的にもエネルギーをかなり消費します。離婚前には、離婚後すぐにでも働けると思っていても、実際はエネルギー不足で体調を崩してしまうことも考えられます。大きな決断をした後なので、無理をしないことがその後の生活を順調に送るためにも大切なことです。

貯金をする時は、初めに目標金額を決めておくと良いでしょう。目標を定めていないと、いつまでもダラダラと貯金を続けてしまい、離婚のタイミングを失ってしまう可能性があるからです。住んでいる地域や実家の支援の状況等にもよりますが、100万円程度貯金があれば、精神的にも安心して離婚に踏み切れるでしょう。

子供がいる場合は子供の年齢を考慮する

子供がいて離婚を考えている人もたくさんいます。離婚は親同士の問題とは言っても、子供の人生に大きく関わることです。できる限り、子供に負担にならないタイミングで離婚をすることが大切です。

就学前の子供がいる場合は、幼稚園入園のタイミングや小学校入学のタイミングで離婚する人が多いです。離婚に伴い姓を変える場合は、年度末など区切りの良い時期が子供も周囲も混乱がないでしょう。

小学校以降の子供は、親の離婚が精神的に負担となることがあります。子供の精神状況が落ち着いている時を見計らうことがポイントです。受験の時期などストレスがたまる時期に離婚をするのは好ましくありません。ストレスが更に増え、精神的に不安定になる危険性があるので避けた方がよいでしょう。




収入を得るための資格取得や勉強をする

離婚の慰謝料を貰えたとしても、離婚後は自分の力で収入を得ることを考えなければいけません。専業主婦の人はもちろん、すでに仕事を持っている人も安定して収入を得る方法や、収入をアップする方法を考える必要があります。離婚のタイミングで仕事を探そうと考えている人や転職、キャリアアップを狙っている人は、離婚前に資格取得や仕事に必要なスキルアップに時間を使いましょう。

特に、専業主婦期間が長い人は、いきなり安定した収入を得ることは難しいかもしれません。経験が少ないことやブランクによって、採用されにくいということはもちろんですが、自分自身も仕事をする生活サイクルに慣れていないからです。

仕事と家事の両立は、いきなりでは身体的にも精神的にも負担が大きいです。興味がある分野がある場合は、資格取得と並行して短時間のパートなどで体を慣らしておくと、離婚後スムーズに仕事を開始することができるでしょう。

離婚後の住居を考えておく

離婚後にネックになることの一つに、住む場所の確保があります。

実家に戻れる場合は、落ち着くまで実家にお世話になることも一つの方法です。実家を頼りにしたいという場合は、事前に実家の方に確約をとっておきましょう。実家であっても一度家を出ているので実家の都合によっては住めないこともあります。多分、大丈夫だろうと安易に考えていると、離婚後、実家に帰れないという事態になった時に、途方に暮れることになってしまいます。

子供がいる場合や実家が遠い場合は、住居を探す範囲が限定されてしまうことがあります。早めに希望の地域の不動産情報を調べておくことが大切です。家賃の相場や、子供がいる場合の転校の可能性、通勤できる範囲に職場があるかどうかなど総合的に考える必要があります。

スムーズな離婚のために証拠集めをしておく

離婚後の生活のために準備を万全にしていても、夫が離婚に応じてくれなければスムーズに離婚することができません。そのため、自分にとってベストなタイミングにスムーズに離婚するためには、離婚のための証拠集めが大切になります。

浮気や暴力、金銭的理由

浮気や暴力、金銭的理由など離婚原因として明らかなものは、相手が言い訳できないような証拠を集めておくことが効果的です。写真や動画、音声などの証拠を相手に気付かれないように集めることは大変ですが、いざというときに役に立ちます。

性格の不一致

性格の不一致など、証拠集めが難しい離婚原因も中にはあります。そのような場合も、日記などで夫に言われて嫌だったこと、夫の行動で気になった点などを書き留めておくと、離婚の話し合いの時に主張を整理しやすくなります。

友人や実家に根回しをしておく

離婚してから、離婚を周囲に報告するのではなく、事前に友人や実家に根回しをしておくと、離婚後の生活を支援してもらいやすくなります。何の相談もなく、いきなり離婚の報告を聞いた場合、周囲は支援したくても口が出しにくかったり、触れてほしくないのかと遠慮してしまったりします。
事前に相談をしておくことで、離婚に関する情報を提供してくれたり、アドバイスをくれたりするメリットがあります。

実家に相談すると、離婚を反対されるのではと不安に思う人もいるかもしれません。ですが、実家を味方につけることができれば、離婚の話し合いなどでも援護してくれ心強い存在になります。

実家には相談しにくいという方や離婚を相談できるような親しい人がいないという場合は、行政機関に相談することもできます。離婚に関する手続きや離婚後の経済的な不安などの相談に乗ってくれる部署が各区役所等に設置されていますので、積極的に利用すると良いでしょう。

まとめ

離婚のベストタイミングは、離婚後に女性が精神的にも経済的にも安心して過ごせると確信できた時です。そのためには、離婚前の様々な準備が重要になります。

夫への嫌悪感があると感情的になり、すぐにでも離婚したい衝動にかられることがあります。ですが、勢いに任せての離婚は離婚後に生活が立ちいかなくなる可能性があります。離婚後の新生活をベストなタイミングで始められるように、離婚前の準備をしっかりと行いましょう。

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