寒くなってきたらよくある「ガスコンロを使っていないのになんでガス代が高くなるの?」というご質問。
今回は、ガスコンロを使っていないのにガス代が高くなる理由とガス給湯器とのガス消費量の比較、さらには節約術を詳しく解説していきます。
最もガスを使うのは「給湯」
家庭でガスを使用する場合、ガス消費量の70〜90%は「お湯」が占めます。
反対に、ガスコンロでの調理は消費量が少なく、「ガス代が高い=給湯量が多い」ケースがほとんどです。
LPガスの発熱量と前提条件
LPガス(プロパンガス)の発熱量は
1m³ ≒ 約27.9 kWh(24,000 kcal)
計算条件(一般的な目安)
- 給湯器効率:90%
- ガスコンロ効率:50%
- 水温:15℃ → 40℃
- シャワー流量:10 L/分
- 浴槽:200 L
LPガス消費量の比較(m³)
ガスコンロ(強火15分)
- 必要エネルギー:0.875 kWh
- ガス使用量:約 0.063 m³
シャワー10分(100 L)
- 必要エネルギー:3.23 kWh(給湯器効率込み)
- ガス使用量:約 0.12 m³
お風呂(浴槽200 L)
- 必要エネルギー:6.47 kWh(給湯器効率込み)
- ガス使用量:約 0.23 m³
同時比較表
| 用途 | ガス使用量(m³) | ガスコンロ何回分? |
|---|---|---|
| ガスコンロ(強火15分) | 0.063 | 1回 |
| シャワー10分 | 0.12 | 約2回分 |
| お風呂200 L | 0.23 | 約4回分 |
最もガス代を左右する「給湯」のポイント
ガス代を節約したいお客様には、次の項目が特に効果的です。
◎ 節約効果が大きい
- シャワー時間を短くする
- 給湯温度を1〜2℃下げる
- 節水シャワーヘッドの利用
- 追い焚きを減らす
- 浴槽のフタを閉めて保温する
寒い時期は水温が低くガスの消費量が増えるため、節約効果が増します。
参考:冬場にガス代が高くなるのはなぜ?よくある質問に詳しくお答えします
参考:冬場にガス代が高くなるのはなぜ?よくある質問に詳しくお答えします
△ 調理の節約は効果が小さめ
- 強火を控える
- 鍋にフタをする→もちろん良いことですが、調理全体がガス消費量の10〜20%程度なので、影響は小さめです。
まとめ
- ガス消費の多くは給湯が占める
- シャワー・お風呂はガスコンロより数倍ガスを使う
- ガス代を下げたい場合は「お湯の使い方」が最重要
「ガスコンロはほとんど使わないのにガス代が高いのはなぜ?」問題。この記事でご納得いただけたでしょうか?
これから冬本番になりますが、ほどよく節約して体調管理には十分気をつけましょう。




