老後に2000万円の貯蓄が必要という試算が話題になりました。
自分はまだ現役で働いているし老後までにはなんとか貯められそうという方の中にも、すでに定年退職している親の方が心配という方もいますよね。
お金を渡しても根本的な解決にはならないし、子供の方が疲弊してしまいます。
ここではお金がない親をどう助ければよいか考えたいと思います。
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お金がない親は増えている?
老後にお金がない親は増えているのでしょうか。
2020年時点での公的年金は、国民年金の平均が月50000円ほどで、定年まで働き続けた平均的な男性サラリーマンですら厚生年金は月約140000円となっています。
公的年金だけでは生活は苦しいのがわかりますよね。
また令和元年の調査では60代世帯の平均貯蓄額は中央値で650万円という結果も出ています。
月々の出費を公的年金だけで支払うのは厳しく、老後に2000万円の貯金がない家庭が大半といえるでしょう。
お金を渡す以外に親を助ける方法が必要
お金のない親に対して、お金を渡す以外に助ける方法はあるのでしょうか。
一度仕送りをしてしまうとそれが当たり前になってしまいますし、仕送りを止めれば親が困るとなってしまっては払い続けることになります。
子供側にも家族があり生活があるわけですから、根本的な解決策を考える必要があるでしょう。
お金がない親を助ける3つの方法
お金がない親を助ける方法をお伝えします。
参考にしてみてください。
お金がない親を助ける方法①親の毎月の収支を確認
お金がない親を助ける方法として、先ずは親の毎月の収支を確認してみましょう。
お金がないと言いつつ、実は全く使っていないサービスの固定費を払っている可能性はあります。
昔からかけている高額の保険に入り続けているかもしれません。
食費などを削るのは精神的な負担にもなりますし避けるべきですが、無駄な出費がある場合は一度整理してみると数万円と削れるケースもあります。
お金がない親を助ける方法②本当にお金がないのか確認
本当に親にお金がないのかも確認するとよいでしょう。
隠してしまいこんでしまった通帳を忘れているようなこともあります。
もちろん無理やり探すことは避けるべきですが、親がお金に困っている場合や仕送りを要求してきた場合は、合意のもとに調べてあげるメリットはありますよね。
お金がない親を助ける方法③不動産や車を売る
不動産を売ることも老後の資金対策として有効です。
子供も巣立ち両親だけで住んでいるにも関わらず、二階建てで子供部屋が三つも空いている状況は余分な出費とも言えます。
二人暮らしに適したコンパクトな家に引っ越せばコストは下がりますし、掃除などの手間も減ります。
維持費の高い車を売るのも手かもしれません。
すでに所有権のある資産を売却することも検討すべきでしょう。
親が不動産を売ってまとまったお金を得た後も同じ生活を続ける方法
不動産などの資産を売って老後資金を作る対策は有効ですが、引っ越しまではしたくない方もいますよね。
同じ生活を続けたいけれど一度まとまった資金を調達して、月々に分散させることでお金の問題を解決したい方もいるでしょう。
持ち家を売った後も同じ家に住み続ける方法としてリースバックという金融商品があります。
ハウスメーカーや不動産業者が多数扱っているサービスで、売却した後は賃貸として住み続けられます。
リースバックで失敗しないコツは?
リースバックは数週間でまとまった資金が手に入るメリットと、その後も賃貸借契約で同じ生活が続けられるメリットもあります。
ただし注意点としては複数の業者から見積もりを取るべきです。
業者によって100万円、200万円という買い取り価格の差が出てしまう大きな契約になるためです。
一人で複数の業者と実際にやり取りをするのは非常に手間ですので、一括査定サービスを活用することもおすすめできます。
例えば「家まもルーノ」というリースバック一括査定サービスでは無料でコンシェルジュ1人に相談すれば、そこから10社までの見積もりを一括で取り、最高価格を提示してくれます。
リースバックだけではなく不動産事業全般にも実績ある業者ですので、先ずは無料で相談してもよいかもしれません。
一括査定サービス「家まもルーノ」の運営会社情報
会社名 | 株式会社応援宣言 |
電話番号 | 03-6427-7640 |
加盟団体 | 公益社団法人全日本不動産協会 |
免許番号 | 東京都知事(1)第98319号 |
本社住所 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-14-13岡崎ビル8F |
まとめ
親にお金がない問題は自分以上に大変になる場合があります。
仕送りが前提になってしまうと自分自身の生活や老後はもっと厳しくなるリスクもありますよね。
親と合意のもとで親の収支を改善してもよいですし、適切に売却できる資産はないかなど検討をおすすめします。
同じ生活を続けながら持ち家を売却してまとまった老後資金を得るリースバックという商品も有効かもしれません。
ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
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