ご親戚所有の空き家になった自宅(福岡県春日市)を代理で売却された松岡様にインタビューしました。
松岡様のご親戚は介護施設に入所したことがきっかけで不動産売却を考えはじめました。その際に姪である松岡様がインターネットで売却手段を探しているうちに、当サイト(売る研)を知り、ご相談いただきました。
これから高齢者施設や介護施設への入所がきっかけで自宅を売却される方にはとても参考になる記事となっております。
売却を考え始めた時期について
叔母は独り身だったので、親戚の中で一番近くに住んでいる私に相談してきました。
自宅以外にも不動産を所有していて、「しっかりしているうちに処分した方がいいんじゃない?」と回りや家族からも言われ、私個人的には生きている間はやっぱり帰れる家があったほうが安心するし、家は残しておいた方がいいだろうと思っていました。
しかし、叔母の方から「みんなに迷惑が掛かるから自分がしっかりしているうちに処分しようかな。」と言ってきました。
認知症が進むと家が売れなくなったり大変になるとよく聞くし、空き家にして半年で雨漏りもしてきて、築49年経っているしこのまま住める状況でもないため売却しようとなりました。
売る研を選んだ理由
具体的な検索ワードを覚えていたら教えて下さい。また、なぜ、売る研を選んだのでしょうか?
上から順にいろんな会社のホームページを見てみましたが、御社のページは確か2ページ目に出てきたような・・・
しかも、会社のホームページではなく売却に関する記事でしたね。
その記事を読んだ後に電話で問い合わせました。
そしたら担当の山野さんにすぐにつないでくれて、わかりやすく説明していただきました。
他にも色々と長々と質問をしましたが、親切に応えてくれて。その時からとても感じのいい方だなという印象を受けましたね。
私はせっかちな性格で、決めたらすぐに行動しなきゃ気が済まないので、ダメもとで今から叔母の家に来てもらえないかとお願いしたらすぐにスケジュールを調整してくれて来てくださいました。
そして、介護事業もされているということで介護相談もできたのも大きかったですね。
ちょうど、同じエリアで土地探しをされているお客様がおられたことと、当社の記事をお読みになってお電話をいただいたので是非お会いしたいと思いました。
ちなみに、他の予定も調整が出来たためすぐに対応できましたが、もし調整ができずにお会いする日程が空いてしまっていたら当社に頼んでいましたか?
でも、担当者が会議中で席はずしてるって言われて、折り返しがあったのは3日後でした。
「完全に忘れていたでしょ。。3日間も会議してるの?」って感じになりますよね(笑)。
毎日リビングさんには、この間に電話したんです。もちろん、折り返しの際にその業者はすぐにお断りしました。
対外的には、お客様と取引するのは“会社”ですが、大切なのは会社の大小ではなく、担当者だと思っています。
人間なので、「合う・合わない」はありますが、当社や私自身が出来ることは誠心誠意思いを伝えるようにしています。
今回、当社からするとその会社に大変なチャンスをいただきました。
当社には介護問題と不動産売買を合わせてワンストップで解決できる強みがあるので、松岡様のような介護と不動産売却で悩んでいる方にはぴったりの仕組みだったと自信をもって言えます。
不動産売却で大変だったこと
一番大変だったのはやっぱり「家の片付け」でしたね。とにかく荷物の量がものすごかったですね。
まるまる2ヶ月かかったのは体力的にも精神的にも辛かったです。
片付けといっても、貴重品や叔母が大事にしているものを分別する作業でいらないものを捨てる作業はしていないのですが、足の踏み場もないような量をひっくり返して探したものですから、とても大変でした。いつもお友達にお願いして手伝ってもらっていました(笑)。
代理人で手続きをする場合、その日のうちに手続きが終わらないんですね!
印鑑カードと印鑑を持っていって、叔母からの委任状や私の免許証を見せたりしたけどダメ。
本人がいない場合、本人確認を取るために書類を郵送して、その書面を役所に持って行って手続きをしなければ出来ないなんて。。
このときばかりは、役所の人~!!って思いましたね(笑)。
また、片付けが終わって更地になったあとに、初めて主人がこの土地を見て「案外広かったんだね」と他人事のように軽く言われたときはさすがにカチンときましたね(笑)。
その他はこちらが思う前に山野さんが指示をしてくれた通りに動いたので苦にはなりませんでした。
印鑑登録を代理人が申請する場合の流れと必要なものをご説明します。
●申請の流れ
代理人が「印鑑登録申請書」に必要事項を記入後、市役所等の窓口に提出。
登録する印鑑を持参。
↓
本人確認のための照会文書が郵送にて送られてきます。
※照会文書には有効期限があります。
↓
照会文書の回答書に必要事項を記入・押印し直接、窓口へ持参します。
●持参するもの
- 登録する印鑑(認印可・シャチハタ不可)
- 照会文書(回答書)
- 代理権授与通知書(照会文書に同封されています)または委任状
- 申請者本人の本人確認書類(顔写真付きのもの)
運転免許証やパスポートがない場合はマイナンバーカードを作成しましょう。 - 代理人の本人確認書類(顔写真付きのもの)
- 代理人の印鑑(認印可)
自治体によっては手続き方法や必要なものが異なる場合があります。
手続きをする際は、事前に連絡をしていくことをおススメします。
売る研のサービスについて
毎月1回は報告書を送ってくださるし、進捗があれば逐一連絡をくれるので、任せてからは何にも不安はありませんでした。
不動産売買なんて初めてだったし、ましてや代理だったので不安だらけでしたが、不動産売買に関してわからないこともすぐに分かりやすく答えていただいて本当に頭が下がる思いでした。
そして、何よりもすぐに買主が見つかったのにはびっくりしましたね。
不動産売却を考えている方にアドバイス
もともと当社のお客様だった買主さんが何年も探していたのでとても喜んでいただきました。
では最後にこれから不動産売却を考えている方にアドバイスをお願いします。
でも、一番良かったことと言えば、叔母がしっかりしているうちに処分できたことが一番だったと思います。
もし、叔母が認知症になり売却する意思確認が出来なくなっていたら契約が無効になって違約金が掛かったり、後見人手続きとか色々と大変な手続きになっていたと考えるとぞっとしますもの。
補足
※ちなみに、契約後に登記名義人が病気で売却の意思確認が出来ずに契約が進まなくなっても違約金は請求されない内容でした。
あとは、スピード感のある不動産業者を選んでこちらのペースに合わせてくれる担当の方に出会うことですね。
松岡様が売却した物件
▲区画図
前面道路が6.0m以上ある開放的な敷地です。
ほぼ正方形に近く、地積も需要が多い面積でした。
▲南西側の前面道路から撮影(成約済)
既存家屋や樹木が伸び放題の状態でしたが、販売開始1週間で申込が入り、合計3組から申込みをいただきました。
▲解体・整地渡しの土地取引のため、引渡し日までに売主様にて解体工事をしていただきました。
更地になると、広く見えるしますます良い土地に見えますね。
今回の経験を踏まえて、今まで以上に売主様に対して安心して任せてもらえるようなサポート体制を心掛け、続けていこうと思います。
ありがとうございました。