【実録】4つ問題を抱えていた相続不動産を無事売却【お客様の声】

相続した建物を売却した日髙様(南区曰佐)

福岡の土地・建物の売却を「売る研パートナーズ」に任せていただいたY様にお話をお聞きました。

Y様は、他県にお住まいで主な連絡方法はメールでした。お母様と弟様がおられ、お父様がお亡くなりになったときに相続手続きが上手くいかず、固定資産税を10年以上滞納して差押えの問題等、様々な大変な問題を解決して売却に至りました。

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相続した建物付き土地(店舗)の売却経緯について

売却を考えた理由をお聞かせください

Y様:父が経営していた店舗と自宅を売却しました。父が他界して10年近くなるのですが、実はその当時も売るように話をまとめていたことがあり、福岡にいる弟が窓口となり売却を行っていました。

その時、買い手は見つかったものの、母が途中で売却することを反対したり、相続登記の手続きが上手くいかず白紙になってしまいました。
父が亡くなり13年が経っていましたが、相続登記が未了のままの状態
そして固定資産税が未納の状態で、未納分が大変な金額になり、いよいよ売却しなければ後が無いと家族全員で話し合い、長女の私が立ち上がることになったのです。

参考:不動産を相続したらまずは相続登記!8つのステップで解説

不動産売却活動の一括査定サイトはレスポンスの早さを重視

不動産一括査定サイトについて

Y様:不動産の売却は初めてだったし、物件と住まいが離れているためインターネットを中心に調べていました。そこで、売る研を見つけて、「まずは第一歩」と考えて不動産一括査定サイトに気軽に申し込んでみました。

いきなり不動産屋さんに電話をして相談するのは敷居が高い気がして、少し抵抗がありました。インターネットは、気軽に問い合わせできて、第一歩として便利だと思いました

ーーー売る研:不動産一括査定サイトに求めているものは?

Y様:やはり、スピードです。レスポンスの早さを求めていました。まずはどのくらいで売れるのか見当もつかないので、相場価格が早く知りたいと思いました。連絡をいただければ、気に留めてもらえて「コンタクトが取れた」と安心します。

内容は、各社と打ち合わせをしながら絞っていけば良いことだと思います。数社選んだ中で御社が一番早く連絡をしていただきました。なかには、2日も連絡が無かったところや、ファーストメール(挨拶メール)が届いてそれっきりの会社もありました。

当社の査定価格についてお伺います。他社と比べていかがでした?

Y様:他社と比べて同じくらいでした。しかし、売る研さんは地元に特化していて、購入希望者が既にいらっしゃるということに魅力を感じました。
大手の査定価格は高かったのですが、相場からかけ離れていたため、成約するまでに時間が掛かる印象がありました。その点、早期売却を考えていた私たちには御社が購入希望者が多くいることはとても心強い印象を受けました。

ーーー売る研:他社と比べてどのような印象がありましたか?

Y様:メールのやりとりが主な連絡方法になりましたが、返信は比較的すぐにいただきましたし、的を得た返信をいただいてとても安心できました。
また、担当の上野さんはとても親切で誠実な印象を受けました。不動産の売却が初めてだったので、何をどう質問していいものか、全体を把握することが難しく感じたこともありました。

しかし、私が不安に思うことを分かりやすく説明していただけますし、また、メールのやり取りだったため、理解しにくいと思われる内容は、分かり易い売る研の記事URLを添付していただいたり、噛み砕いた分かり易い説明をしていただきました。

同じことを何度も質問して申し訳なく思いましたが、その都度丁寧にご対応していただいたことによって、信頼出来る方だと思いました。
御社を選ぶ前は、分からない事を他社の方にも質問していましたが、上野さんの返信が早いため、次第に売る研さんとだけやり取りする形になり、他社の方と比べることが少なくなりましたので本当に良いパートナーと出会えたと感謝しています。

相続した不動産を売却する上での4つの問題

相続の問題点

売却活動中に数多くの問題が出てきました。

Y様:本当に、色々とご迷惑をお掛けしたと思います。私たちほど、問題が重なることもないんじゃないかと(笑)。その問題は大きく4つありました。

  1. 既存家屋が違法建築物だった
  2. 隣地建物が越境していた
  3. 契約の3日前に役所から差し押さえの連絡
  4. 母の心変わり

問題1:既存家屋が違法建築物だった

Y様:まず一つ目は、既存家屋が建築基準法に適していなかったこと。(建ぺい率が約9%オーバーしていた。)
中古住宅として販売する場合、銀行の担保評価が低くなり、購入者が住宅ローンを受ける金融機関が限られることになり、早期売却が叶わなくなるところでした。そのため、既存家屋は売り手が解体する条件で売却することで解決出来ました。

参考:既存不適格物件とは?知っておくべき定義や売却時の注意点

問題2:隣地建物が越境している

Y様:二つ目は、「隣地建物が境界線を越えている問題」ですね。この問題が発覚したときは大変ショックを受けました。
越境している部分は、私が住んでいたときには、建築されていない部分で、お隣のお店のオーナーが変わって増築したのが原因ではないかと思います。

越境している状態で、購入を進める方はほとんどできないと説明を受け、先述同様、金融機関も限られるだろうということで、販売を一時中断し、上野さんに隣の方に越境部分を解決してもらうようにお願いしました。

しかし、越境を決定させるためには実測する必要があり、隣接者と境界立会いする日程の目途が立たずに1ヶ月以上も余分に時間がかかってしまいました。

---売る研:越境の問題をどのように解決したか教えてください。

Y様:私たちは、当初から1日でも早く売却を済ませたいという気持ちを持っていました。しかし、隣地の方との交渉が思うように進まなかったため、越境している土地部分の面積を販売価格から減額することで、何とか販売を再開することが出来ました。

参考:事例を知って事前に回避!不動産売却時のトラブル【越境】編

問題3:契約日の3日前に役所から『差押え』をすると連絡が・・・

Y様:三つ目は「差押え」の問題ですね。滞納していた税金を精算するために、福岡市役所から「公売」を進めるという連絡が入りました。

この連絡が入ったのが、売買契約日の3日前。公売の落札日までに完済しなければ公売は強制的に進める事になっており、公売されると今回の契約金額より低くなる
また、現況の状態で取引することになることから、建物の解体、越境の問題は当事者で解消しなければならない等、私たちにとって条件が悪くなる可能性がたくさんありました。

上野さんに役所の担当者と打合せしてもらい、落札日の前日までに完済確認が出来なければ公売されないことがわかりました。
それが分かってから急遽、売買契約の内容を変更し、引渡し日も早めて売買契約の7日後には残代金決済・引渡しをする事になりました。

そして、それを決めた翌日に横浜(売主Y様のお住まい)まで足を運んでいただいて売買契約を交わしました。役所との調整やこの10日間は本当に大変だったと思います。ありがとうございました。

参考:住宅を競売にかけるのはリスク大!そのデメリットと回避策を解説

問題4:母の心変わりと相続手続きで・・・

Y様:四つ目は相続登記の手続きのことです。本当は、売却をする前に済ませておかなければならない事だったのは分かっていたのですが、過去に取引がまとまらなかった理由が、母が最終段階で心変わりして取引が白紙になったことなので、母に切り出すのも怖くて伸ばし伸ばしになっていました。

結果的に、今は取引が終わって「ほっ」としていますが、売却の最中はかなり頭を痛めました。

母は父との思い出の場所なので、なかなか手放したくなかったのだと思います。しかし、今回は是が非でも説得する必要がありました。母は福岡の施設に入所しているため、福岡にいる弟に何年も何度も足を運んでもらって説得してもらいました。

母は、意識ははっきりしているものの、体が不自由なため、相続登記に必要な資料を自分では集められず、弟が代理人となって集めました。登記手続きの時に、相続人と司法書士の面談があったのですが、万が一の事が無いように上野さんにも同席していただきました。2時間位お話ししたんですよね?

母と世間話を交えながら売却のご説明をしていただいたおかげで最後には何とか母も納得してくれたようで、無事に相続手続きを終えることができました。本当に感謝しています。

相続登記に必要な書類を集める上で、アドバイスがあればお話しください

Y様:相続登記に必要なものの一つに、顔写真付きの本人確認資料が必要で、母は高齢のため運転免許証やパスポートを持ち合わせていませんでした。その代わりに、健康保険証や介護保険証、年金手帳等、公的証明書を2つ以上集める必要があり、これにも苦労しました。
出来るものなら、役所で母のマイナンバーカードを作成しておけばよかったと思います。

参考:【不動産売却の下準備】マイナンバーカードの作り方

売る研パートナーズの売却活動についてお伺いさせてください

当社の印象を挙げてください

Y様:会社としての決済が早く、情報共有ができていため、風通しのよい会社だと思います。
表に出ていたのは上野さんでしたが、常日頃から情報共有が出来ていないとあんなに早い決断はできないと思います。(契約内容を変更したり、決済・引渡し日を縮小したこと)
担当していただいた上野さんには、とても頭が上がりません。誠実に、粘り強く取り組んで下さってとても感謝しています。

販売方法や連絡方法についていかがでしたか?

Y様:私が遠隔地からのやり取りである上に、私自身も仕事をしていて帰宅時間が遅いため、連絡を取ることが困難だったと思います。そんな状況でも、急を要するときはどんなに遅くてもメールをきちんと返信してくださり、説明を聞きたい時は電話で直接話をさせていただきました。

遅い時間でも煙たがる態度を一切出されなかったし、話し方からも優しい雰囲気が出ている印象を受けました。粘り強く取り組んでいただく姿勢も好感を持てますし、とても相談しやすく、良いパートナーになってもらいました。

当社に望むことはありますか?

Y様:会社全体で情報共有が出来ることはとても大変な事だと思いますが、社員全員が同じ方向を向いて一丸となって取り組んでいる姿勢がひしひしと伝わります。
ホームページを拝見させていただいた時に、地元に特化していて、とても柔らかい雰囲気の会社だと印象を受けました。
実際にお会いしてもその通りの社風なのだと感じました。是非、良い所は変えずに発展していってください。

相続登記や差押えの問題は早めの相談をお勧めします:まとめ

これから売却を考えている方に一言お願いします

Y様:私たちの反省点は、販売開始時に問題点を全て担当者へ伝えていなかったことです。「家庭内のことを全て頼ってもご負担になるだろう」「ご迷惑になるだろう」と思いお話しませんでした。

しかし、今では初めに相談していたら、上野さんへも迷惑を掛けずに、もっとゆとりを持ってスムーズに取引出来たのではないかと反省しています。結果的に取引は成功しましたが、終わるまでとても不安だったし、大きなプレッシャーを感じました。

仕事をしながら普段の生活と売却を同時進行することは、心身共に大変疲れました。売却物件から遠隔地に住んでいて、仕事をしながらの売却活動は本当に大変でした。
「差押」や「相続登記」など難しい問題はもっと早くプロに任せればよかったと今になって分かりました。

そして、売却を任せた上で分からない事はインターネットで調べれば何でも載っています。自分の問題点は事前に調べて、伝えなければならない事は、売却を依頼するときに全て伝える。

担当の方と一緒になって確認をしながら1つ1つ進めていけば、もっと早く売れたのだと思います。 私たちは、他の売却した方よりも問題点が多くあったと思います。どんな問題にも誠実に対応してくれ、売り手の意思に沿ってくれて、連絡方法で悩まなくていいため、遠隔地に住んでいる方や同じようなお悩みや問題を抱えている方には強くお勧めします。

ーーー売る研:今日は貴重なお話ありがとうございました。今後に活かしていきます。

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