「不動産売却を考えているけど、何から始めたらいいの?」
「不動産を売却するときの流れを知りたい」
こんな疑問にお答えします。
マンション・戸建て・土地の不動産売買取引は、一般の方なら一生のうちで何回もありません。一回しかない場合は、その取引が成功だったのか失敗だったのかさえわからない方もいます。
大半の方が悩む問題だからこそ、失敗しないための準備が必要です。
今回は、はじめて不動産売却を考えている方向けに、「不動産売却とは?」という初歩の疑問から詳しく解説していきます。
この記事を読めば、不動産売却に関するすべての不安・疑問が解決できます。
もし、解決できない場合は右上の「seach(検索)」に知りたいことを入力してみてください。他の記事で必ず解決できるはずです。
お時間がない方はこのページもしくは売る研をブックマークしておくと便利です。
この記事にめぐり会った今日が、不動産売却を検討するあなたにとって、人生の大きなターニングポイントになると確信しています。
不動産会社選びで、家は数百万円「売値」が変わります。
査定価格は不動産会社によって違うので、高く・早く売るなら、複数の不動産会社の査定価格を比較することが大切です。
信頼できる不動産会社選びです!
目次
不動産売却の事例集(お客様の声)
まずは不動産売却の事例をご覧いただき、不動産を売るきっかけや業者の選び方、不動産売却の流れ・必要な手続き等をご確認下さい。
ここでは、さまざまな状況で売主様がどういった経緯で売却したのか、どんな苦労があったかなど参考になる事例を多数紹介しています。
これらは全て、売主様と不動産仲介会社が協力した結果です。たったの1週間で成約に至った例も少なくありません。
あなたが同じように不動産売却を成功させることは難しいことではないということを認識していただけると幸いです。
\厳選2,300社と提携・国内最大級!/
不動産売却でトラブルに巻き込まれないために
不動産売買取引は賃貸取引とは違い大きなお金が動きます。失敗しないために、不動産売却時のトラブル事例を知っておくことも大事です。
不動産トラブルや詐欺に遭う人は、不動産売買取引について理解していない人です。
最近では「地面師(じめんし)」と呼ばれる詐欺師も現れ、不動産のプロでも騙されるなど、詐欺の手口は巧妙化しています。
不動産売買の流れやトラブル・詐欺に遭わないための対処法を押さえておくことで、被害を未然に防ぐことができます。
\厳選2,300社と提携・国内最大級!/
【状況別】不動産売却の注意点
不動産を売るときの状況は様々です。それぞれの状況に応じて対策をとることが大事です。
不動産売却の基礎知識を身につけよう
不動産を売るときは不動産仲介会社に依頼するのが一般的ですが、すべて不動産会社任せるのではなく最低限の知識を身につけておくことが大事です。
いくら信頼のおける不動産会社に頼んだからといって、何も知らなかったら詐欺やトラブルに遭う可能性もあります。
\厳選2,300社と提携・国内最大級!/
不動産売却の流れ
不動産を売ろうと決めたらまず、流れを知ることから始めます。
- 不動産売却のご相談
- 売却する不動産の調査
- 売却する不動産の査定
- 媒介契約の締結
- 売却活動と経過報告
- 不動産売買契約の締結
- 引き渡しの各準備
- 残代金の受領と不動産の引渡し
- 引渡し後の手続き
順に解説していきます。
①不動産売却のご相談
最初のステップは、いかに信頼できて売却の手続きを任せられる会社、担当者と出会うかです。
信頼できる担当に出会ったら、売却に関するお悩みや相談、さらには住み替えの時の予算や法律、税金、登記に関する手続きまでさまざまな疑問を投げかけましょう!
税金に関する記事一覧税金について詳しく知りたい!
よくある質問(Q&A)不動産売却のよくある質問
②売却する不動産の調査
最新の市場に沿った適正価格で査定してもらう。
大切な売却希望物件を細かくチェックしてもらい、最新の価格動向に沿って査定してもらいましょう。事前に相場情報を知っておくことも大事なポイントです。
参考:不動産売却は相場を知ることから始めよう!宅建士が4つの調べ方を解説
③売却する不動産の査定
不動産の売却を急ぐ場合は買取の提案を受けるかもしれません。その場合はメリット・デメリットをよく理解して選択しましょう。
④媒介契約の締結
媒介契約を選択する。
売却を決断したら、売り手と不動産会社の間で媒介契約を締結します。媒介契約とは、簡単に言えば売却活動を依頼する契約です。
媒介契約の種類によって活動内容が異なります。一社のみ仲介を依頼する専任媒介契約・専属専任媒介契約、または複数の不動産業者に重ねて依頼することができる一般媒介契約の中からお選びいただけます。
参考:不動産媒介契約とは?3つの種類と違いについて【オススメは一般媒介】
なかには、とにかく媒介契約を結びたいがために、「購入見込み客がいるから」と、相場とかけ離れた高額査定を出したものの、価格を下げても売れ残ってしまう事例が多数あります。
不動産売却は販売初期が一番大事です。不動産会社は慎重に選びましょう。
- (専属)専任媒介契約=不動産会社の都合(目線)
- 一般媒介契約=お客様目線
といっても過言ではありません。
ただ、共有名義や相続などで、一般媒介契約では最適な売却活動ができないと判断した場合、専任媒介をお願いする場合もあります。
参考に専任媒介をお願いした事例【お客様の声】もご覧ください。
⑤売却活動と経過報告
不動産取引もインターネットが主流ですが、近年ではスマートホンが普及し、フェイスブック・インスタグラムやX(旧ツイッター)を使った広告も多くなってきています。
従来通り、新聞折込み・ポスティング・住宅情報誌掲載などで情報発信を行い、広範囲で売却活動を行うのが一般的です。
参考:不動産売却の広告費は業者が負担!その内容や売れる広告の特徴を解説
不動産会社によってはすでに買い手をかかえており、表に出す前に決まる場合もあることも覚えておきましょう。
不動産がなかなか売れない場合は下記の記事をご覧ください。
⑥不動産売買契約の締結
買主様より購入申込書が提示されたら、仲介会社が契約関係書類を作成します。不動産売買契約書には十分ご理解いただいた上で署名・捺印します。
- 登記済権利証または登記識別情報
- 印鑑(認印又は実印)
- 印鑑証明書(3ヶ月以内のもの1通)
- 住民票(発行後3ヵ月以内のもの1通)
- 管理規約等(マンションのご売却の場合)
- 建築確認通知書(検査済証)
- 建築協定書等(制限がある場合)
- 固定資産税納付書(直近のもの1通)
- 収入印紙(売買代金によって異なります)
- 顔写真付き本人確認書類(運転免許証、パスポート等)
現在の中古住宅の取引においては、市場の透明性が低く、 中古住宅の取引に対して消費者が不安を抱えていること等の課題が存在しています。
建物状況調査(インスペクション)に関する詳しい記事はコチラから
⑦引き渡しの準備
残代金受領日前までに引き渡しを済ませます。
契約条件に沿って抵当権抹消手続きなど諸手続きが必要となります。不動産仲介会社が適切にアドバイスしてくれます。
⑧残代金の受領と不動産の引渡し
残代金を受け取り、登記を申請します。仲介手数料などの諸費用を支払います。
買主より売買代金を受け取り、登記を申請すれば完了です。
無事に引渡し当日を迎えるために手順をしっかりと確認しておきましょう。
⑨引渡し後の手続き
買主から売買代金の全額を受け取り、買主への引き渡しが完了したときでも、それですべてが終わりというわけではありません。
不動産種目別記事一覧
不動産売却の事由別記事一覧
\厳選2,300社と提携・国内最大級!/
不動産売却の不安や悩みは不動産会社が解決してくれる:まとめ
「不動産売却」をトラブルなくスムーズに成功させるためには、不動産業者選びが最も重要になります。よく大手に依頼すれば安心と思われる方がいらっしゃいますが、必ずしもそうとは言えないのが現状です。
不動産売却の知識が全くなく不安を抱えている初心者の方でも、良い不動産会社、そして良い担当に任せれば「こんなに簡単なことだったんだ」と思えます。
これから迫りくる「超高齢社会」「大相続時代」「大増税時代」。手遅れにならないように必ず準備をして下さい。
売る研の情報発信が、これから不動産売却を決意された方のお役にたてれば幸いです。
宅建士として「みんなの記事監修」にも登録されています。