「所有している空き家の活用や売却・処分方法を知りたい」
「空き家にしないための相続対策などを教えてほしい」
こんな要望にお応えします。
福岡県の空き家の総数は約33万戸で、そのうち賃貸・売却用の住宅や別荘等の二次的な住宅が約20万戸、その他の住宅は約13万戸となっています。(平成30年住宅・土地統計調査)
空き家は全国的にも増加傾向にあり、県内では人口や世帯数の減少に伴い、今後も空き家の増加は続くと考えられます。
防災・防犯・衛生・景観等の面で大きな問題を生じさせ、いわゆる「空き家問題」として危惧されています。
今回はこの「空き家問題」を解決するために福岡県が創設した空き家活用サポートセンター「イエカツ」について詳しく解説します。
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福岡県空き家活用サポートセンター「イエカツ」とは
「イエカツ」とは?
福岡県空き家活用サポートセンター「イエカツ」とは、空き家の利用や活用に関して専門の知識を持つ相談員が、様々な解決策の提案をしてくれる公的な機関です。
所有する空き家等の状況の把握から、売買・賃貸、相続などの相談、そして最善の方法を検討・提案し、相談者の意向に添った専門の事業者の紹介までをワンストップでできます。
イエカツは、福岡県内の60市町村や、空き家等に関わりのある事業者が属する団体、地域の活性化を図るため空き家の利活用を促進したい団体とも連携を深めています。
そのため、今まで事業者単独では難しかった事案も、連携することによって様々な解決方法を検討・提案することが可能になりました。
福岡県空き家活用サポートセンター紹介動画
下記の動画で福岡県空き家活用サポートセンターを紹介しています。
空き家を放っておくことのリスクは?
空き家を放置すると、コストもリスクも高まります。
以下で例をあげます。
- 固定資産税・修繕費等の維持管理費用がかかる
- 空き家にすることで建物の劣化が早く、価値も下がりがち
- 不審者や不法投棄などの恐れ
- 台風や地震などによる建物の損壊の可能性
- 建物が壊れて近隣の家に被害が出たり、通行人にけがをさせてしまったりする可能性
- 地域の景観や治安の悪化、そのことによる近隣からの苦情や行政の指導
- 行政に「特定空き家」と判断されると、固定資産税が約6倍になる可能性
空き家をそのまま放っておくと、税金や維持管理費用がかかるだけでなく、地域の人に迷惑がかかったり、行政からの注意・指導を受けてしまったりということにもなりかねません。
参考:空き家管理が必要な4つの理由と5つの方法【空き家売却のメリットも説明】
イエカツ利用の流れ・メリット
イエカツ利用の流れ
イエカツの利用の流れは、以下のようになります。
①空き家とあなたの状況・ご希望の確認
②基本情報の提供
空き家の売買・賃貸の際の流れや必要な手続き等の説明
③売却価格や必要経費のシミュレーション
④現地調査(必要に応じて)
⑤権利関係の整理と支援(専門家と連携)
⑥活用・処分方法の検討・提案(専門家と連携)
⑦あなたの意向と活用・処分方法にあった専門業者の紹介
イエカツのメリット
イエカツ利用のメリットは、相談者の空家や持ち家の状況を把握し、どのように活用したり処分したりするのが一番良いのかの提案がもらえること、そして相談者の意向に添った専門の事業者を紹介してもらえるまでが、ワンストップでできるということです。
相談者は、自分で様々な情報を集めたり事業者を探したりする必要がなくなり、時間と労力をかけることもなくなります。
そして事業者も、一事業者では解決出来ない事案も、他の事業者と連携することで、より多くの提案をすることができます。
イエカツは不動産売却の相談もできる
福岡県はイエカツを通じ、今後も危惧されている空き家の増加を抑制するため、多くの取り組みをしています。
イエカツは、福岡県宅地建物取引業協会や全日本不動産協会福岡県本部とも連携しています。
空き家や将来空き家になる持ち家の売却や賃貸、活用方法や相続に関することも、福岡県宅建協会等に加盟している不動産業者に相談することが可能です。
福岡の空き家を所有しているならイエカツに相談:まとめ
住む予定のない住宅を相続、親が介護施設に入居するため空き家になる、といった理由で空き家を所有していたり、将来所有する予定があったりする方は、まずはイエカツに相談してみましょう。
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